SDGsって何だろう?
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、すべての人にとってよりよい、持続可能な未来を築くため、環境問題・差別・貧困・人権問題といった私たちが直面する課題を解決していくための計画・目標のことです。17の目標と169のターゲットがあり、誰一人置き去りにしないために、2030年までに各目標・ターゲットを達成することが重要です。関心のある方はSDGsのことを調べてみましょう。
17の目標
何をすればいいの?
17ある目標のうち、取り組めるものから行動していくことが大切ですが、環境に直接かかわるものとして、例えば、14の「海の豊かさを守ろう」や、15の「陸の豊かさも守ろう」などは、海や川、森や公園などをきれいに保つためごみを拾うことなど、身近なことからはじめられます。このほかにも、テレビやインターネットでいろんな方が個人やグループで活動をしているのが見られます。小さな工夫で新しい活動ができます。ぜひ参考にして、自分にあった活動を始めましょう。
多摩川清掃市民運動
こんなことをやっているよ!
今は小学校から環境学習として、SDG's教育の時間があり、学習をしています。その中には自分たちで考え行動しているところもありインターネットやユーチューブなどでその活動を紹介しているところがあります。また、当センターでは市民団体と協働して、都立浅間山公園で公園管理者の協力のもと、実となったドングリを集めて発芽させ、苗として育てる取り組みをしています。これらの苗をほかの草に負けない背丈にして浅間山公園に戻すことで、ナラ枯れの対策もしています。このほかにも市では近隣の小学校や市民団体と協働で緑地の保全活動の啓発カンバンの設置などの活動をしています。
都立浅間山公園でのどんぐりの苗を育てる活動
環境に良いこと!これからはじめるヒント
SDGsの取組はできることからはじめていくとスタートしやすいと思います。例えば、水を使わない時は蛇口を止めるとか、使っていない部屋の電気を消すなど、簡単なことからやってみましょう。できれば今日は気が付いて水を何回止めたとか、部屋の電気を何回消したとか簡単な記録を残すと、自分がやっていることが具体的に見えてくるので、やりがいや次の改善策を考えるきっかけになります。テレビやインターネットなどに出てくるSDGsの話題も参考になります。最初は全く同じでも、自分に合わせて少しずつ工夫をすることで、より効果のあることができるかもしれません。まずはやってみてください。一人ひとりが参加・行動することが一番大切なことです。
当センターのサポーターが小学校の環境学習のお手伝いで府中の環境や環境に配慮するヒントを話します