山梨県の富士山周辺にある施設をバスで巡り、いきものの多様性、富士山の成り立ち、人々の営み・文化と自然との関わりなどについて親子で学びました。
環境省自然環境局生物多様性センターでは、「触れる剥製」をはじめとした生物の標本資料や生物多様性に関する展示物を見学しました。館内の展示を注意深く見て学んでクイズに挑戦しました。
西湖いやしの里根場では昼食休憩と共に園内の自由散策を行いました。園内にはかつての集落を再現したかやぶき屋根の家屋が集積しており、それぞれの建物でかつての集落での暮らしや土砂災害に関する資料の展示のほか地場の食品・工芸品の販売などが行われていました。
山梨県立富士山世界遺産センターでは、映像などを用いた展示物で体感的に富士山と日本人の古来の関わりや「信仰の対象」「芸術の源泉」という富士山の魅力を学ぶことができました。文化的な側面の展示が多く感じましたが、富士山で見られる気象現象や山の形成過程を解説した資料、溶岩の実物標本など自然科学的側面の展示物も充実しており、複合的な学びを深められる内容となっていました。
あいにくの天気で富士山は終始雲に覆われ雄大な姿を見ることができませんでしたが、事故や怪我、体調不良などはなく無事に予定通りの行程を終えることができました。
【参加したみなさんの声】
・子供達は博物館が好きなので多様性センターで学べたのが楽しかったと言っています。
短い時間の滞在でしたが、ワークシートなどで楽しく知ることができ、とてもよかったです。
・今回、環境塾を知り初めての参加でした。半日でも充実したスケジュールで親子で楽しく学ぶことができました。
・親子で日帰りで学び活動ができ嬉しかったです。また、車を運転しない身としては日帰りでの地方は子連れだとかなり厳しいので本当に有難いです。
※募集記事※
親子(保護者と子ども)でバスに乗って、山梨県の富士山周辺を見学します。いきものの多様性、富士山の成り立ち、人々の営み・文化と自然との関わりなどについて学びます。
日時:8月21日(水)8:30~15:30(予定)
集合場所:KDX府中ビル前(府中市宮町1-1-40)
見学先:生物多様性センター、いやしの里根場、山梨県立富士山世界遺産センター
講師: 施設担当者など
定員: 36名(一組3名まで/抽せん)
対象: 市内在住または在学の小中学生と保護者
費用: 大人450円・小中学生200円(いやしの里根場の入場料として)
申込み: こちらのLogoフォームから【https://logoform.jp/form/6ibw/316626】
申込期限:7月26日(金)
問合せ:府中市環境政策課環境改善係
【電話】042-335-4410
【メール】kankyo01@city.fuchu.tokyo.jp