7月20日(月・祝)に「市民でつくる環境保全活動センター 検討・アイデア会議」の第1回ワークショップを開催しました!
当日は、市民・環境団体関係者・事業者など合わせて22名が参加し、「府中の環境の『今』を知り、アイデアを出す」をテーマに意見交換を行いました。
本事業は全3回のワークショップで構成されており、今回は第1回となります。
🌱 第1回 アイデアの種を出す
🌿 第2回 アイデアを具体化する
🌳 第3回 運営体制や連携の仕組みを考える
【当日の様子】
はじめに、「府中の好きな場所」「気になる環境のこと」などを紹介し合う4マス自己紹介を実施しました。
多摩川や浅間山、地域の緑地など、それぞれの思いや関心が共有され、和やかな雰囲気の中でワークショップが始まりました。


その後、
- ・あってほしい事業
- ・参加してみたい事業
- ・実現するために必要なもの
上記テーマで3つのワークを実施し、テーブルごとに発表を行いました。






参加者同士の対話は非常に活発で、合計約163件という非常に多くのアイデアが寄せられました。
【寄せられたアイデア(テーマ別まとめ)】
寄せられたアイデアは大きく9つのテーマに整理されました。抜粋したものを紹介します。
🎁 1 ポイント制度・継続の仕組み
「参加や環境活動そのものをポイント化し、記念品や特典と交換する仕組み」
- ・イベント参加や清掃活動等に対するポイント付与
- ・スマホアプリでの歩数ポイント化
- ・ポイントを景品や特典と交換できる仕組み
- ・ゲーム要素を取り入れた環境版アプリ
🌳 2 公園・緑地の活用
「子どもが自由に遊べる公園や、動物とふれあいながら緑地を維持管理する取組み」
- ・ヤギ飼育による除草活動
- ・木登りができる公園や日陰の多い公園
- ・常設プレーパーク
- ・涼しい木陰や散策コースづくり
🥕 3 農業・食育・市民農園
「農地を活用した体験型プログラムや、地産地消の取組み」
- ・親子での野菜づくり
- ・耕作放棄地の活用
- ・地元食材を活用したカフェ
- ・脱炭素をテーマにした料理イベント
🎒 4 環境学習・子ども/若者向け教育
「中高生の探究活動や親子・子育て世代向けの学習プログラム」
- ・総合学習への出張授業
- ・中高生による探究活動のポスター発表
- ・自由研究や大学受験(自己推薦)の支援
- ・環境の疑問に答えるチャットボット
📱 5 情報発信・DXプラットフォーム
「活動情報の一元化や、SNS・アプリを活用した発信力強化」
- ・環境活動の情報プラットフォーム構築
- ・府中市環境情報のデータバンク機能構築
- ・インフルエンサーの活用
- ・短時間参加システム
♻️ 6 環境保全活動
「身近な自然環境を維持管理する実践的な活動」
- ・樹木の見守り活動
- ・生ごみの堆肥化事業(ミミズコンポストなど)
- ・ごみ拾い活動と処分場の見学
- ・外来種対策
☀️ 7 省エネ・脱炭素の学び
「家庭でできる省エネや脱炭素をテーマにした講座」
- ・シニア向けスマホ省エネ活用講座
- ・太陽光パネルの管理や廃棄に関するイベント
- ・エアコンの正しいメンテナンスセミナー
- ・リチウムイオン電池の発火対策講座
🤝 8 地域コミュニティ・交流・イベント連携
「既存イベントや近隣施設、企業との連携によるコミュニティづくり」
- ・環境団体同士の交流会
- ・世代間交流イベント
- ・浅間山での音楽祭やボランティア派遣
- ・企業との連携(CSR、協賛など)
🏛 9 センター機能強化・行政連携
「センター自体の運営や、行政内部の連携体制」
- ・庁内の横断的な連携強化
- ・環境政策課の権限強化
- ・市民のアイデアを各計画に反映する仕組み
- ・市民の相談窓口機能の設置
【アイデアを実現するために必要なもの】
最後のワークでは、「アイデアを実現するために必要なもの」について話し合いました。
参加者の意見を整理すると、以下の5分野に大別できます。
| 分野 | 主な内容 |
| 人材 | 環境インストラクター、専門家、府中の環境を語れる人材、SNS運営人材、活動の中心となるコーディネーター、人材バンク |
| 資金 | 活動資金、システム開発費、謝金、協賛金・CSR、助成金に詳しい人材からの助言 |
| 場所・モノ | 農地・畑・空き地、公園スペース(常設プレイパーク等)、処分場等の見学先、コンポスト等の備品 |
| 情報基盤 | 情報発信プラットフォーム(SNS等)、市内環境スポットマップ、データバンク・チャットボット機能 |
| 行政・組織体制 | 環境政策課の権限強化、庁内の横連携、予算要求前の関係課調整、市民の相談窓口 |
【各テーブルの発表ハイライト】
参加者による話し合いの結果、各テーブルから特色あるアイデアが発表されました。
テーブルごとのハイライトをご紹介します。
| Aグループ | ポイント制度による活動継続の仕組みづくり、緑化・省エネ啓発、地産地消カフェなど、幅広いテーマで48件と最多のアイデアが出されました。 |
| Bグループ | 公園・農業・浅間山公園(都立)の活用や、市役所内の縦割り解消・横連携強化など、行政組織のあり方に踏み込んだ意見が特徴的でした。 |
| Cグループ | 子どもの環境学習、地域コミュニティ農園、ゴミ処分場見学など、暮らしに身近なテーマを中心にコンパクトに整理されました。 |
| Dグループ | 「続ける仕組み」「育てる・体験する」など仕組み志向のカテゴリー分けが特徴的で、ゲーム性のあるアプリや、保育園・子育て世代向け環境学習の具体案が多数出されました。 |
| Eグループ | 緑ある街づくり、企業連携(CSR)、外来種対策など、「環境保全活動センターに求めること」を明確に言語化し、「やる気」「お金」を全事業共通の必要リソースとして提示されました。 |
【参加者アンケート結果】
アンケートでは、
- ・「環境保全活動への関心が深まった」 83.3%
- ・「第2回・第3回も参加したい」または「都合が合えば参加したい」 100%
という結果となりました。
今後実施してほしい事業についてもアンケートを実施しました。
特に関心が高かった活動は以下のとおりです。
🥇 ごみ減量・リサイクル活動
🥇 環境団体の交流会
🥉 自然観察会・生きもの調査
🥉 企業と連携した活動
~参加者の声~
「参加者多数で活発に盛り上がり良かった」
「いろいろな方の意見を聞くことができた」
「環境団体同士で交流できたことが良かった」
「気軽に小さな意見も言える雰囲気が良かった」
「本日の活動が今後どう活かされたかフィードバックがほしい」
【第1回を終えて】
第1回では、多様な世代・立場の参加者が集まり、府中の環境について自由に語り合うことができました。
様々な角度から寄せられた多くのアイデアから、それらを実現するために必要な資源が見えてきます。
環境保全活動センターが、市民・団体・学校・企業・行政をつなぐ拠点としてどのような役割を担うべきか、その方向性を考える土台として大変有意義なワークショップとなりました。
今回の会議は、市民協働・共創促進を実践する場として、多様な主体が共に考え、対話を深める第一歩となりました。今後も皆様とともに環境保全活動センターの新たな取組づくりを進めてまいります。
今後の開催予定は以下のとおりです。
■第2回(具体化)
令和8年9月26日(土)10時~12時30分 @府中市役所(府中駅北第2庁舎3階会議室)
第1回で出されたアイデアを整理し、優先順位や必要な機能・運営体制について検討します。
■第3回(体制構築)
令和8年10月31日(土)9時30分~12時 @府中市市民活動センタープラッツ6階第3会議室
理想的な運営体制や、市民・団体・企業等の連携のあり方について整理します。
※令和8年10月11日(日)の府中環境まつりでは、本ワークショップで出されたアイデアを紹介し、市民アンケートを実施する予定です。
〈募集要項〉
●日 時
第1回:令和8年7月20日(月・祝) 10時~12時30分
第2回:令和8年9月26日(土) 10時~12時30分
第3回:令和8年10月31日(土) 9時30分~12時
※今年度開催予定の以下イベントにて、本事業のPR及びアンケートを実施予定です。
「府中環境まつり」:令和8年10月11日(日)
「府中市民協働まつり」:令和8年11月28日(土)・29日(日)
●場 所
第1回:府中市役所(府中駅北第2庁舎3階会議室)
第2回:府中市役所(府中駅北第2庁舎3階会議室)
第3回:府中市市民活動センタープラッツ6階第3会議室
●対 象 市内在住・在学(中学生以上)・在勤の方
※市外在住でも、府中の環境保全活動に興味のある方なら大歓迎です。
●定 員 各回30名
※申込多数の場合は抽せんとなります。抽せんの結果、ご参加いただけない方につきましては、令和8年7月16日(木)までにメールにてご連絡します。
●費 用 無料
●託 児 各回先着2名(1歳から未就学児まで)
●申込期限 令和8年7月15日(水)まで
●備 考 交通費として各回参加時にクオカード500円分を進呈します。
令和8年度 市民協働・共創促進事業
共催:府中市環境政策課 / NPO法人府中市民活動支援センター
協力:NPO法人エンツリー(ファシリテーション担当) / 日本環境教育研究所(専門的助言担当)
